1999年度 東大駒場原子核理論セミナー

於 駒場3号館1階116号室


格子QCDによるクォーク・グルーオン・プラズマの数値的研究

現在、筑波大学では、超並列コンピューター「CP-PACS」を用いて、 u、d、2つのダイナミカル・クォークが入った有限温度QCDのシミュレーション を行っています。この講演では、すでにかなりよく研究されているダイナミカル・ クォークを無視した場合の研究に始まり、現在進行中のダイナミカル・クォークを 考慮した場合の結果もふまえて、相転移温度、系の圧力、エネルギー密度といった、 QCDの熱力学的諸量の数値的研究の現状を報告する予定です。

最終更新日:1999年6月5日
連絡先:福嶋健二 < fuku@nt1.c.u-tokyo.ac.jp >
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