1999年度 東大駒場原子核理論セミナー

於 駒場3号館1階116号室


Rivival of the light $\sigma$-particle and Chiral symmetry

I=0のスカラー粒子 $\sigma$は $\pi$中間子と共にカイラル対称性の線形表現を 構成し、又クォークに構成子質量を与えるQCDの Higgs粒子ともいうべき理論的に 重要な粒子であるが、その存在は長年に亘って実験的に否定されてきた。 近年我々も含めて二、三のグループによって $\sigma$の存在が主張され、多くの 議論を経た後、本年3月に開催された Frascatiでの Hadron Spectroscopy Workshop でようやく``公認"の運びとなった。ここではその経緯を示す。

最終更新日:1999年5月10日
連絡先:福嶋健二 < fuku@nt1.c.u-tokyo.ac.jp >
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