$^{56}$Niにみられる球形解と変形解の共存について、その構造を 殻模型に基づいて議論する。変形共存を殻模型における平均場を もちいて説明し、その精密な殻模型波動関数をQMCD法を用いて解く。 この例を通じて、殻模型を解く(理解する)新しいスタイルを提案 したい。